おじいちゃんよりおばあちゃん

今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」

 

 

 

私はおじいちゃんに会ったことがない。

 

 

 

会った記憶がないと言うより、会った記憶がない。

 

会える機会がなかった。会えるはずがなかった。

 

 

 

私のおじいちゃんは、父方も母方も、私が生まれる前に、両親が結婚する前に、両親が出会う前に亡くなった。

 

どちらも、両親が高校生の時にガンで亡くなった。

 

 

 

だから生まれてから一度も会ったことがない。

 

 

 

でも、家にある写真を見て身近に感じる。

 

 

 

父方のおじいちゃんは今の父にそっくりで、あれはおじいちゃんの写真だと思ってるけど、本当は父の写真だったら、、、と思うぐらいにそっくり。

 

 

 

母方のおじいちゃんは写真を見たことがないけど、多分母と同じように背が高い人なんだろうと思う。母に聞く話によるとおじいちゃんは本当にいい人優しい人だったと言う。

 

 

 

「おじいちゃんは生まれる前に死んだから、会ったことがない」とこれまで10回は言ってきた。

 

時には寂しい気持ちにもなったが、それは一時的なもので、私にとっておじいちゃんはいなくて当たり前の存在。

 

でもそのぶん、おばあちゃんの存在が大きい。

 

 

 

おばあちゃんにはいつまでも長生きしてもらいたい。